創立からの組織変遷
今までを忘れないうちに、振り返ってみる。
12月。期待を持ってDMしてくれた人と会う。
友達はドタキャン。まずここで信用を失う。私一人で頑張らないと。練習はグダグダになり、前に立つのやっぱりダメだなーと思った。
1月。なんとみんなが続けたいという。すごいことだ。でも、なかなか集まらない。ひどい時は0人。心おれる。でも何度確認しても続ける意思はあるという。ならばこれはマネジメントの問題だ。きっとやめることはあまりないだろう、と安心しながら出席率をあげるいい方法を模索する。
2月。相変わらず集まらない。メンバーの役割が決定する。
3月。撮影に向けて少しずつ出席率があがる。
しかしここで友達が離脱宣言。一緒に作り上げていこうねとかわした約束が完全に無になる。私しかいない。孤独。
役割に沿って仕事を与えだす。自分が全てをやると組織がだめになるといわれているので無理してでも仕事を振った。
4月。新歓。みんなよく来てくれた。新メンバーを迎え入れるのにわくわくしているということはみんな一緒なのだ。ここで安心。朝早いし面倒でも来てくれる、ありがたさ。
前に立つのに徐々に慣れる。まぁでも私が見ていた3年生のように自分のところにひきいれるような勧誘はしていないが・・・
5月。メンバーの主体性が出てくる。「あれやって」「はい」から、「こうすればいいんじゃないですか」「これやりたいです」が増えてきた。中心メンバーは2人~3人。
これは2:6:2の法則ではないか
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人間が集団を構成しても、アリと同様に、
「優秀な人が2割、普通の人が6割、あまり働かない人が2割」
の構成になりやすいのです。
例えば、集団で何らかの活動をすると、
- 2割の人が、率先してリーダーシップを発揮し、
- 6割の人が、そのリーダーシップに引っぱられて働き、
- 残り2割の人が働かない傾向があると言われています。
さらに6割を細分化すると、
次の5つのグループ(第2、3、4集団)に分類されるので、
「集団1/5の法則」とも言われています。
- 第1集団:自発的にやる気を出す人達
- 第2集団:他にやる人が居ればやる気を出す人達
- 第3集団:命令されればやる気を出す人達
- 第4集団:命令されてもやる気の出ない人達
- 第5集団:やる気のある人たちの足を引っ張る人達
アリと同様に、2割のサボっている人達を除いて、
残りのメンバーだけで同様の活動をしても、
やはり、メンバーの中の約2割の人が新たにサボり始めます。
逆に、サボった人ばかりを集めてグループを作り、
活動をさせると、その中の約2割の人がリーダーシップを発揮し始め、
6割の人は、それに引っぱられて動き始めるそうです。
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と、すると今とても自然な状態だ。何もしない人が2人、やれば動く人が3人、自主的に動く人が1人。あとはこの3人をどうするかだ。
リーダーに向き不向きはあるけど、誰にだってなれるんだ、そんなの。
向いてないとは思うけど、私じゃないとやっていけないってみんなに言われてるから、私はがんばるんだ。
みんなの自主性をひきだす、そのレベルまできたんだ。あとは私がいなくても練習が成立するようになれば。一人くらいかけても短時間ならなんとかなるといった感じになるように組織を強化していこう。